やまぎは/やまのは 2014 @ハンマーヘッドスタジオ/新・港区

斜面に残る雪のかたち

 

木々が混ざり合った森の色み

 

それらが 内包され かたちづくられるものの それ

 

木々はそれぞれに 育まれ

 

意図せず わたしは わたしとして 知られることはない

 

多くのものに取りまかれ 永遠の孤独の森にいる

 

わたしは 1人 空はすべてを内包する

 

茜色の空がわたしに写りこみ 朱くすることは知る由もない

 

外気は群集をかすめ 描く

 

隔たれた かたち 外気のきわが色づくとき

 

わたしは 包まれ 

 

たそがれどきに 溶けこまれる

森の中 盲目のわたし 2013 @ハンマーヘッドスタジオ/新・港区

白い空間に、白い角材で四角い部屋のようなものを作り、机のようなものと、トレーシングペーパーと白い糸で椅子のかたちをしたものを作り、宙に浮かばせ、重力が側面にあるかのように、壁を地面と仮定したかたちで設置をした。もうひとつの側面には様々な大きさの四角いかたちの白い支持体に見えるか見えないようなはざまにある椅子のかたちをイメージしたドローイングが描かれている。

 

山をあるくとき、わたしは多くのことに意識を及ばせなければならないー山の斜面にたったとき、わたしのふたつの足は重力に従ってわたしの体重を上手に支え、足を置く場所を考えて歩かなければならないし、標高を上がるとわたしは自分自身の体が空気を必要としていることを感じとれるー

 

日常世界はわたしを盲目にさせる。

©Kunihiko Sasaki

いま、ここにあり、ずっと、ここにある、いま 2013青梅アートジャム @吉川英治記念館

柱や梁、畳など建物既存の線に呼応して木枠や枝、角材、紙の塊を配置。手前の窓ガラス越しからその部屋を見ると奥の窓の外の庭まで見ることができ、その部屋の構造を利用し手前から奥までの連なりを物質的な線によるレイヤーで空間のイリュージョンを試みた。

 

in the Forest 2013 @3331 Arts Chiyoda Tokyo

おおば英ゆき氏企画の展覧会「一枚の写真から生まれる多様性展」にて発表。

おおば氏からお台場の等身大のガンダムの写真が手渡され、それに対してのアプローチである。

木、植物、角材、造花、 和紙を使用。

Artist in Residence 2011 @BankART Studio NYK Yokohama

レジデンスプログラムに於いて制作。

素材:養豚場と肉牛舎にて撮影した牛と豚の写真、マクドナルドのハンバーガーの包み紙の柄を透明塩ビシートにシルクスクリーンで刷り、4色のレイヤーを重ねたもの、大量な卵の殻で壁を覆ったもの。

 

©Go Yonemura

浜のオンナ The Woman of Yokohama  BankART Life3/新・港村 @新港ピア 2011

肉牛の牛舎へ行き、牛を撮影した。牛の写真を印刷し、コピーし、それをまたトレーシングペーパーにコピーした。コーピーされた牛の写真を肉のトレイにカラフルにパッキングし、陳列させた。

それらはもう、わたしが見た牛からかけ離れた。それらに、改めてひとつずつ女性の名前を与えた。

ピンクの極楽浄土 Paradise of pink 2010 @BankART Studio NYK Yokohama

スーパーマーケットの精肉売り場には、どこかのだれかの体の一部であった肉の切り身が商品としてきれいにパックされ、整然と陳列されている。わたしたちは、いくつものフィルターのかかった商品の外見でしか判断することができない。